ウミトロン × イオンリテール | おいしさ・安心・サステナブルにこだわった養殖魚「うみとさち」のテスト販売を開始
ウミトロン株式会社は、イオンリテール株式会社と協同し、本州(東北・関東を除く)・四国の「イオン」「イオンスタイル」店頭にて、おいしさ・安心・サステナブルにこだわった養殖魚「うみとさち」の実証販売を、「海の日」である2021年7月22日(木)より開始した。
テスト販売の内容
本実証販売では、売り場に設置するPOPやリーフレット、商品に添付するQRコードを用いて、魚を育てる生産者の品質や安心へのこだわり、海の持続可能性へ配慮した取り組みなどを消費者に伝える。また、魚の美味しい食べ方がわかる和洋中等6ジャンルからなる様々な簡単レシピ、および生産者や養殖魚に関する情報等を消費者に提供する。レシピは、本企画に賛同する海の未来を考える料理人集団"Chefs for the Blue"に所属するミシュランシェフをはじめとしたトップシェフが作成した。
海の資源量の減少、および日本における海の資源や環境に配慮したシーフードの認知の低さ、購入可能な販売チャネルが限られていることが課題となっている。ウミトロンは、「海の日」から開始する本実証販売を通して、消費者へ海の現状や将来の海洋資源を考える機会の提供や、サステナブルシーフードの認知向上を目指す。また、今後も消費者への提供機会を増やすべく、パートナーとなる生産者・加工会社・小売店・飲食店等販路の多様化を進めていく考えだ。
<実証販売詳細>
■期間:
2021年7月22日(木)〜7月25日(日)、7月30日(金)〜7月31日(土)
■実証販売店舗:
本州(東北・関東を除く)・四国の「イオン」「イオンスタイル」
※一部取り扱いのない店舗あり。
■販売商品:
ウミトロンのパートナー生産者が生育する、地域の生物多様性や水質保全など海洋環境に配慮し、国際基準に則った飼料・投薬使用を行なっている真鯛商品。
▼真鯛商品イメージ(刺身)
▼真鯛商品イメージ(切り身)
本取り組みの背景
ウミトロンは、これまでAIやIoT、衛星リモートセンシング技術を活用したサービスを養殖魚の生産現場に提供し、生産性向上に加え、環境負荷および生産者の労働負担の軽減に取り組んできた。その中で、生産現場の課題解決だけではなく、消費者に海の持続可能性について認知を高め、購買チャネルを増やすことの重要性を感じてきたという。そのため、「うみとさち」ブランドを立ち上げ、ウミトロンのテクノロジーで育った養殖魚、および海の持続可能性を守る取り組みを行なっている生産者の養殖魚を消費者に販売する取り組みを開始した。
イオンリテールは、持続可能な生態系づくりを支援しているが、ウミトロンが展開する「うみとさち」とビジョンと合致したことから、今回の店舗における販売実証実現に至った。
今後の展開
ウミトロンは、今後も「うみとさち」取扱魚種や商品形態を増やすことで、消費者へよりサステナブルシーフードを日常生活の購買における身近な選択肢のひとつとなるよう、展開していく考えだ。さらに、量販店、飲食店、百貨店、通販サービスなどのパートナー企業・団体を開拓することで、サステナブルシーフードの認知向上、及び販路の多様化を進めていくという。
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