ラクスル×ADKマーケティング・ソリューションズ ｜ 業務提携契約を締結、協業スタートからわずか半年で約25件のプロジェクトが進行
運用型テレビCMサービス「ノバセル」を展開するラクスル株式会社とマーケティング領域の総合ソリューションを提供する株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ（以下、ADK MS）は、2021年6月1日（火）に業務提携契約を締結した。
2020年12月の業務提携に関する基本合意以降、既に両社のサービスを掛け合わせた広告効果を最大化する伴走型ソリューションを多数提供してきたが、今回契約の締結を機に、更なるサービス提供体制を整えると同時に、新たなソリューションの開発にも着手するという。
今後も、クライアントの事業に貢献するソリューションを提供し、運用型テレビCM市場を牽引していく。
「ノバセル」と「ADKMS」の協業進捗状況について
ノバセルとADK MSは、 各社の強みを活かし、事業に貢献するマーケティング戦略から、メディアプラン、制作、バイイング、効果検証までワンストップのソリューションを提供してきた。2020年12月の提携開始から6ヶ月で問い合わせ数は約120件、既に約25件が進行している。
データ分析をもとにKPIを設定し、出稿後の運用を通して広告効果を改善する運用型テレビCM市場は急拡大しており、その中で両社の共同ソリューションは既に同市場において最大級のシェアが見込まれている。
同取り組みの結果、テレビCM市場全体が成熟する中、ノバセル、ADK MSともにテレビCMの取扱高は前年に比べて大幅に成長している。
利用企業の一例
各社コメント
■ブックオフコーポレーション株式会社 マーケティング部長 千田竜也氏
店舗ビジネスを推進するうえで、当社は以前よりデジタルから店舗来店の効果可視化に注力してきましたが、最も投下コストの高いTVCMの効果可視化が確立されていない課題を抱えていました。ノバセルアナリティクスを導入することにより、番組単位・時間帯別でCM効果が可視化されるため、今後のバイイングに活かせることは魅力に感じております。
■株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ取締役 亀井典明氏
半年間の協業を通じて、ラクスル様の強み、流儀、ポテンシャルを深く理解しました。更に、企業文化や発想、ムードといった、いわば人となりにも触れたことで、お客様の事業拡大に貢献する強いチームができると確信しました。そうして、今日の業務提携締結を迎えています。
今後は、第一に運用型テレビCMサービスに磨きを掛けます。そのために、ADK MSはこれまで以上に、メディアビジネスの知見、ネットワークと人材を投入します。ラクスルにはこれまでにも増して、新しい発想とテクノロジーを提供していただくことを期待しています。また、こうしたケイパビリティの融合を、TVとデジタルの、オン・オフ統合運用に発展させてまいります。
■ノバセル事業本部長/ラクスル株式会社取締役CMO 田部 正樹
運用型テレビCMとは、広告の経営効果がすぐわかり、事業PDCAが高速に回るサービスです。ADK MS様との協業でこのサービス磨き込みが加速したことで、広告主様からのお引き合い量、規模が一段と大きくなり、運用型テレビCMへのクライアントニーズの広がりを改めて認識しています。
正式な業務提携締結を迎えられた事で、全く新しいソリューションの開発が可能になるとともに、one teamとしてご提供サービス全体の質、速さも加速してまいります。広告主様がマーケティング活動に不安なく、確実な成果を出せる環境を目指し、両社で広告市場を発展させてまいります。
協業による変化と成果について
テレビCMによる「事業への貢献」をキーワードに、ADK MSによる運用型のメディアプランニング・バイイングからラクスルのノバセルアナリティクスによる可視化まで、一気通貫で提案できるようになったという。具体的には、ノバセルアナリティクスというダッシュボードが可視化する共通のデータをもとに、クライアントと同じ目線で事業KPIについて議論ができるようになった。また、その事業KPIをADK MSの運用型のメディアプランニング・バイイングで実現に導くというソリューションまで、シームレスに提供できる体制が整った。
その結果、クライアントから高い納得を得ることに成功し、新規で依頼する企業も増加している。
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