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東急不動産×千葉道場×フォースタートアップス | 「Shibuya Startup Ecosystem」の構築を加速、渋谷を“智の集積地”へ

東急不動産×千葉道場×フォースタートアップス | 「Shibuya Startup Ecosystem」の構築を加速、渋谷を“智の集積地”へ

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東急不動産株式会社は、広域渋谷圏における企業・アイディア創発・コミュニティ連携を促す取り組みのコンセプトとして「未来シェアリング」を掲げ、これまで同社が進めてきた創業・起業・成長支援の枠組みを統合し、更なる活動を推進している。

このコンセプトのもと、ベンチャーキャピタル(VC)やアクセラレーターなどを核とする多種多様な智のコミュニティでスタートアップの成長を支える「Shibuya Startup Ecosystem」の構築を加速する。このコミュニティづくりを手掛けるパートナーと新たな取り組みを開始することで、渋谷から未来を変え、世界に羽ばたくスタートアップの誕生を目指すという。

この取り組みの皮切りとして、東急不動産は、60社以上のスタートアップやVCへの投資を実行し日本でも有数のエンジェル投資家である千葉功太郎氏が主宰するVCである千葉道場株式会社、日本を代表するスタートアップの成長支援に取り組んできたフォースタートアップス株式会社と共創し、「SHIBUYA STARTUP SUMMIT」をスタートする。

これにより、熱量の高いスタートアップやそのサポーターがネットワークを構築できる場を提供し、地域コミュニティを創造することで「広域渋谷圏のまちの価値向上」につなげていく考えだ。

東急不動産のスタートアップとの連携について

2017 年から始まった『SHIBUYA スタートアップ 100』プロジェクトでは、様々なスタートアップに対して「100 のサポート・ビジネスの創出」を実施。魅力的なスタートアップが渋谷に集まり、交流し、切磋琢磨してこれからの未来を支えるため、さらに多くのサポーターと渋谷で共創することを目指す。そこで次のステップとして、様々なコミュニティを作ることにフォーカスしているという。

日本国内のスタートアップによる資金調達額はこの10年で約6倍近く上昇している。新型コロナウイルスの影響もあり、2020年は 2019年よりも減額となったが、それでも 4,600億円を超え、コロナ前である 2018年よりも上昇しているという結果(※1)が出ている。

※1: 出典元/2020年 Japan Startup Finance ~国内スタートアップ資金調達動向決定版~

<“SHIBUYA スタートアップ 100”の結果>

東急不動産のスタートアップとの連携を鑑み、「100 のサポート・ビジネスの創出」を実施したプロジェクトとして、同社の施設を活用したスタートアップとの実証実験、VC各社とのコミュニティ形成を通じた場所である「GUILD」の開発、シリコンバレー発のアクセラレーターであるPlug and Playとの共創、プログラムを通じた出資など、100個のプロジェクトを達成した。

「SHIBUYA STARTUP SUMMIT」について

「SHIBUYA STARTUP SUMMIT」は、東急不動産、強靭な起業家コミュニティを運営する千葉道場、インターネット/ディープテックなど日本のイノベーションの牽引役として期待される成長産業の支援を推進するフォースタートアップスの三者が発起人となる、渋谷エリアのVCとスタートアップのコミュニティだ。

広域渋谷圏に拠点を構えるVCが連携しながら、スタートアップの成長の糧になるノウハウの提供や起業家と投資家のネットワーキングのための大規模なカンファレンスイベントと少人数のセミナー等を実施し、世界に羽ばたくスタートアップが産まれることを目指して、渋谷ならではのスタートアップコミュニティを形成していく。今後、起業家とVCをつなぐ大規模カンファレンスの開催も予定しているという。

「SHIBUYA Chaos MAP(渋谷カオスマップ)」について

「SHIBUYA スタートアップ100」プロジェクトの達成に合わせてWEB サイトを更新。ここでは渋谷に集まるスタートアップやVCを網羅し、そのつながりを可視化する「SHIBUYA Chaos MAP」(渋谷カオスマップ)を公開する。

渋谷で生まれるスタートアップとサポーターとの「つながり」。多種多様な人や企業が溢れカオス感がある渋谷エリアでは、これまでタイムリーにVCやスタートアップがどこで何を実施しているかを知ることが困難だった。本マップは、その「つながり」を表現し、渋谷で活動するスタートアップとサポーターのコミュニティを直感的に把握することができ、また、こういった「つながり」の輪を広げられる新たなパートナーとの接点として、共創を加速させていく役割を担っているとのことだ。


“Shibuya Startup Ecosystem” 構築に向けた今後の展開

現段階でも協業中のVCであるUB Venturesが手掛ける起業家コミュニティ「Thinka」に対し、不動産分野を主としたアドバイザリーの強化や、エンジニア起業家に特化したシード VCのMIRAISEとの共同プログラムの開始など、多様なパートナーとともに引き続き渋谷でのコミュニティ形成を目指す。加えて、スタートアップコミュニティの形成に取り組んでいきたい人からの問い合わせを受け付けるとともに、共創してもらえるパートナーを募集するという。

“Shibuya Startup Ecosystem” に対する各VCからのコメント

■SHIBUYA STARTUP SUMMIT 発起人 千葉道場 千葉 功太郎氏

『約 20 年前より日本のベンチャーの中心地とも言える渋谷ですが、今回の「Shibuya Startup Ecosystem」構想によって、さらに進化するものと感じております。千葉道場としてもコミュニティ支援を通してご協力したく考えています。』

■ジェネシア・ベンチャーズ 田島 聡一氏

『高い熱量と多様性が渦巻く場所、渋谷。Shibuya Startup Ecosystemの存在が、個性と個性、多様性と多様性を繋げ、一期一会をエンパワーメントすることで、Innovation を加速化させるプラットフォームになることを期待しています。』

■アプリコット・ベンチャーズ 白川 智樹氏

『2018 年のファンド設立以来、東急不動産とは、投資先企業や各分野の専門家が集まるコワーキング・オフィス「GUILD SHIBUYA」、創業期の起業家が集まるコミュニティ「FLAP」を共同で運営してまいりました。「Shibuya Startup Ecosystem」の構築に向け、ますます連携させていただければ幸いです。』

■MIRAISE 岩田 真一氏

『渋谷の多様性が生み出す独自のカルチャーは常に斬新で、やがてスタンダードとなっていく印象を持っています。その様はまさにテックスタートアップと同じ。テックとカルチャーの融合が加速していく今、テックの担い手であるエンジニア起業家を支援するVCとして Shibuya Startup Ecosystem に関わり、新しい「うねり」を起こしていきたいです。』

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部)  

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