スイッチ・メディア・ラボ×インテージ|テレビCM最適化ソリューションを開発・強化のために資本業務提携
株式会社スイッチ・メディア・ラボと株式会社インテージは、資本業務提携を開始した。両社のデータや人材、ノウハウを補完し合い、テレビCM効果の見える化で業界を活性化させるために、広告主のテレビCM出稿最適化を支援するソリューションの強化・共同開発を実施する。
スイッチ・メディア・ラボはインテージを引受先とする第三者割当増資および銀行からの融資で総額約5億円の資金調達を実施。スイッチ・メディア・ラボは今回の資金調達でSaaSプロダクトの機能改修、テレビ視聴データの拡充を実施するという。
資本業務提携の背景と目的
テレビCMの取引において、広告主が費用対効果を把握することへのニーズは年々高まりつつある。テレビ局は広告主が自ら枠を選択して購入できるCM枠の販売を開始し、またCM枠の最適なプランニングを支援するソリューションが複数社から提供されるなど、大きな変革が起こっている。
スイッチ・メディア・ラボは、独自の切り口で生活者をターゲティングできるテレビ視聴データを保有し、ほぼリアルタイムでのテレビCMの効果検証および最適なメディアプランニングを支援するクラウド型分析サービス『SMART』 を提供。
インテージは、そのテレビCM出稿最適化のマーケットに対して、生活者のメディア接触行動を理解する情報基盤として、同一個人から複数情報源のデータを収集し、メディアの利用状況と生活者の行動を明らかにする 『i-SSP®』を展開しており、多くの企業に活用されている。
今回、スイッチ・メディア・ラボとインテージは資本業務提携を行い、インテージのデータ構築力とスイッチ・メディア・ラボのテクノロジーという両社の強みを組み合わせることで、変革期を迎えたテレビCMのマーケットをさらに活性化させるソリューションを構築し、広告主がテレビを通じて届けたい情報が、それを必要とする生活者にダイレクトに届く世界の実現を目指す。
業務提携の概要
両社所有のデータや人材、ノウハウを補完し合い、テレビCM出稿の最適化を目的とするソリューションの共同開発を実施。具体的には、クラウド型テレビCM出稿分析サービスのリニューアルに向けた開発およびテレビ視聴データの拡充を実施するという。
また、両社のメディア計測サービスを相互に販売する業務提携を開始する。
資本提携の概要
インテージは、スイッチ・メディア・ラボが実施する第三者割当増資による同社の新規発行株式を引き受けるという。
会社概要
■株式会社スイッチ・メディア・ラボ
事業内容:国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを保有していることを強みとし、クラウド型テレビCM出稿分析サービス「SMART」を提供するテレビCM領域のテクノロジー・カンパニー。独自の切り口によりターゲットをセグメンテーションし、ほぼリアルタイムにテレビ視聴データを分析できる「SMART」を提供している。
■株式会社インテージ
事業内容:「Create Consumer-centric Values ~ お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界の利用企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指す。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、利用企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援していく。
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