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水上オンデマンド交通の実現を目指すスタートアップ「エイトノット」、プレシードラウンドで資金調達を実施

水上オンデマンド交通の実現を目指すスタートアップ「エイトノット」、プレシードラウンドで資金調達を実施

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株式会社エイトノットは、DRONE FUNDを引受先とする第三者割当増資により、プレシードラウンドにおける資金調達を実施したと発表した。

資金調達の目的と使途

エイトノットは、「ロボティクスとAIであらゆる水上モビリティを自律化する」ことをミッションに設立された自律航行技術開発のスタートアップだ。ロボティクスに精通したメンバーで構成されたチームは、最終プロダクト、サービスを意識した開発をスピーディに実施することが可能であり、2025年の自律航行船の社会実装を目指している。今回の第三者割当増資で調達した資金を活用し、下記の事業活動を加速させていく予定だという。

■EVロボティックボートのプロトタイプ開発

■ロボティクス及びAIに精通したエンジニアリングチームの強化

■実証フィールドでの環境構築

エイトノットの取り組みと展望

陸の自動運転や空のドローンなど、モビリティの自律化・自動化技術の興隆が著しい昨今、その潮流は船舶をはじめとする水上モビリティにも及んでいる。自律化が進むことで、モビリティの安全性、利便性、経済合理性の向上を図ることができ、四方を海に囲まれた日本において、旅客・物流の既存産業へ新たな移動・輸送手段となることが期待される。

観光・レジャーにおいてはより手軽な水上体験を提供できるなど、新たな産業の創出にもつながる可能性がある。エイトノットは、ロボティクスやAIなど先端技術を活用し「水上モビリティのロボット化」をコンセプトに、環境に配慮したEVロボティックボートによる水上オンデマンド交通の実現を目指していく考えだ。

同社は2023年に、水上移動・輸送が生活インフラとなっている離島地域での一部サービス開始を目指している。それに伴い、瀬戸内海の離島において、2021年秋に自律航行EV船の実証実験を行う予定だという。実証実験を通じて、島民の方々のニーズの深堀りと社会実装に向けた環境調査を行い、将来的には離島広域をカバーするサービスとなるよう開発を進めていく方針だ。

▼EVロボティックボート 参考イメージ


※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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