キャステム×JUKI | 精密鋳造事業、加工、組立、エンジニアリングの分野において事業拡大や新規事業創出に向けた協業を開始
株式会社キャステムとJUKI株式会社は、2021年4月1日に業務提携契約を締結し、精密鋳造事業をはじめ、加工、組立、エンジニアリングの分野において両社の技術力と企画力を融合した事業拡大や新規事業創出に向けた協業を開始した。
▲上写真:左から JUKI(株) コーポレートオフィサー グループ事業カンパニー長 貫井 邦夫氏 / 代表取締役社長 COO 内梨 晋介氏 / (株)キャステム 代表取締役 戸田 拓夫氏 / 専務取締役 木村 仁氏
協業の目的
両社が保有する精密鋳造事業を基盤としてJUKIグループの組立・エンジニアリング技術力とキャステムグループの企画力・営業力とを融合することで、利用者のニーズや課題の解決にこれまで以上に幅広く対応し、顧客サービス力の向上をねらう。
また、両社の強みを活かした生産能力補完、生産設備補完体制の構築を図ることで相互の企業価値の向上、顧客・取引の拡大が加速し、事業拡大や新規事業の創出がもたらせるものと考えているという。
サービス提携について
■製造領域・技術を活用した受注領域拡大(ワンストップサービスの提供)
利用者からの要望に対し、両社がそれぞれに保有する製造領域・製造技術を、両社及びそのグループ会社を活用し、相互に機能補完することで利用者へのワンストップでの提供を図り、ソリューション力を強化することで受注領域の拡大を推進していく。
■提携事例
1.各種開発、組立、加工などとの複合受注案件
2.MIM(金属粉末射出成形)、鋳物、鍛造などの受注案件
技術提携について
■技術提携
利用者ニーズに応える、将来性のある新技術の研究や開発を共同で行う。
また、技術交流を継続的に行うことで両社の製造技術の向上を図り、顧客ニーズへの対応力を向上していく。
■提携事例
1.ロストワックス精密鋳造の工法研究
2.高精度MIM(金属粉末射出成形)の研究
※関連リンク:プレスリリース