ビットキー×日鉄興和不動産 | 資本業務提携、住宅・オフィスビルともに新たな体験創出へ
株式会社ビットキーは、日鉄興和不動産株式会社と資本業務提携契約を締結したと発表した。この提携では、日鉄興和不動産が開発するオフィスビルやマンション等において、ビットキーの開発する技術「bitkey platform」や、人と仕事の間の分断をなくすコネクトプラットフォーム「workhub」、人と暮らしの間の分断をなくすコネクトプラットフォーム「homehub」等を活用し、オフィスワーカーやマンション入居者向けに新たな体験の提供を進めていく考えだという。
取り組みの詳細
ビットキーは、homehubやworkhub、スマートロックなどの製品開発および、「つながる」サービス・モノの拡充などのサービス開発をおこない、日鉄興和不動産のオフィスビルやマンションに導入する予定だ。
すでに2020年9月には、日鉄興和不動産が品川インターシティにオープンしたインキュベーションセンター「SPROUND」で、顔認証に対応したスマートロックやworkhubを導入しており、21年4月現在、リビオシリーズを中心としたマンション複数棟でhomehubや顔認証システム導入が計画されている。
今後は、住宅やオフィスを横断した「コネクト」による新たな体験を利用者に提供できるよう、両社でのサービス開発も進め、将来的には赤坂や品川を含むインターシティシリーズなどの大型都市開発での活用も視野に入れ、取り組みを進めていくという。
「homehub」と「workhub」について
homehub、workhubは、ビットキーが開発するコネクトプラットフォームだ。「暮らしとサービス/モノ」間の分断をなくす「homehub」や「人と仕事」間の分断をなくす「workhub」がある。homehubはIoT家電や置き配・家事代行、地域の施設などと連携させることで、暮らしにおいて一貫した体験を得ることができる。一方、workhubはオフィス内の各種センサー、ITシステム、ビルセキュリティなどと連携させることで、新しい働き方を実現する。
「bitkey platform」について
bitkey platformは、認証・認可、ID連携、分散システム、暗号化技術などを研究し、独自に組み合わせて応用・開発した“世界中のあらゆるものを柔軟につなぐ”ID連携・認証、権利処理のデジタルコネクトプラットフォームだ。旧来の、IDを1つに“統合”する考えとは異なり、各事業者の提供するサービスそれぞれのIDは残したまま、ID-Hubを提供することで、さまざまなサービスを“つなぐ”ことができる新しい概念をもっているという。
日鉄興和不動産株式会社について
東京都港区赤坂に本社をおき、「インターシティ」シリーズを代表とするオフィスビルの開発・賃貸や外国人向け高級賃貸マンション「ホーマット」シリーズ、マンションシリーズ「リビオ」などの住宅事業をおこなう不動産デベロッパーだ。
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