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フラー×東急|地域共助プラットフォームアプリ「common」を共同開発

フラー×東急|地域共助プラットフォームアプリ「common」を共同開発

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フラー株式会社は、東急株式会社と共同で、地域共助を支えるプラットフォームとなるスマートフォン(スマホ)アプリ「common(コモン)」を開発し、3月30日に公開した。

今般のスマホアプリ開発を皮切りに、フラーは東急が手がけるデジタル領域における新規事業開発などの取り組みに“ワンチーム”で伴走し、強力に支援を展開していくという。

アプリを通じた新しい”まちづくり”を

2022年に創業100周年を迎える東急は、鉄道事業を基盤とした「まちづくり」を事業の根幹に置きつつ、人々の日々の生活に密着したさまざまな領域で事業を展開している。特に近年、長年にわたり蓄積している知見を生かした、デジタル領域での新規事業開発に積極的に取り組んでいる。

まちづくり領域に強みを持つ東急と、事業戦略の構築からプロダクト開発・グロースまでデジタル領域の全般に対応するフラーは、両社がこれまで培ってきた強みを生かすことで、まちづくりとテクノロジーを掛け合わせた新たなシナジーによる事業開発が実現できるとの狙いから、今般のスマホアプリの共同開発に至ったという。

「common」について

アプリ名:common(読み仮名:コモン)

公開日:2021年3月30日(火)

対象地域:二子玉川駅周辺エリア ※順次、エリアは拡大予定。

アプリのコンセプト

駅を中心とした生活圏単位でのコミュニケーション

コミュニケーションできる範囲を、駅を中心とした生活圏単位とすることで、これまでのSNS(ソーシャルネットワークサービス)のような不特定多数でもなく、また特定の知り合いでもない、「同じ街に住む特定多数の人とのコミュニケーション」という新しい体験の実現を目指すという。

マップ連動型のコミュニケーション

すべての「投稿」、「質問」が位置情報を持つことでマップにも表示させる。街の中で「いつ」「どこで」「何が」生じたのかが直感的に確認することができる。マップ機能は今後更に拡張予定。

安心した地域内コミュニケーション

地域の中の人同士のコミュニケーションを円滑化させることを意図して、個人情報開示への不安を取り除き気軽な投稿を促すためユーザーは「匿名登録」としている。また、初期は自己申告制ではあるものの、今後は「その街の居住者かどうか」を認証する仕組みを取り入れていく予定。

アプリの主な機能(今後さらにアップデート予定)

・街の”今”を共有する「投稿」

街の中の景色やできごと、今後のイベントなどを同じ街に住む人達に共有する機能。街中にある“掲示板”のような役割を果たす。

・街の課題を可視化して住民間で解決する「質問・回答」

身の回りの知りたいことや、疑問、お願いしたいことなどを質問することで、同じ街に住む人たちと共同で解決していく機能。通常だと可視化されづらい地域に紐づく話題や課題を自然に浮かび上がらせ、緩やかな共助の関係を後押しする。

・街への貢献の可視化

投稿、質問・回答といった街での貢献活動を、数値として可視化する機能を盛り込む。ユーザーが「同じ街にいる他者」に貢献することで、より街を好きになるきっかけをアプリが作るという。

地域内のあらゆる生活シーンを支える「生活基盤プラットフォーム」へ

「common」は地域共助のプラットフォームサービスとしてまずはスタートするが、将来的には、街の中にあるあらゆるサービスとつなげることで、一人ひとりのライフスタイルに応じた、地域内のあらゆる生活シーンを支える「生活基盤プラットフォーム」となることを目指すという。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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