名古屋大発AIベンチャーのトライエッティング、東急不動産ホールディングスと業務提携並びに総額3.5億円の資金調達を実施
名古屋大学発AIベンチャーの株式会社トライエッティング(以下、TRYETING)は東急不動産ホールディングス株式会社(以下「東急不動産HD」)と東急不動産HDグループのDX推進及び新規事業創出を目的に業務提携した。
また、東急不動産HDが取り組む「TFHD Open Innovation Program」、エンジェル投資家を引受先とする第三者割当増資並びに株式会社三菱UFJ銀行からのデットファイナンス枠を合わせ、総額約3億5千万円の資金調達を実施した。
背景
TRYETINGは多種多様なアルゴリズムが搭載されるノーコードAIクラウド「UMWELT」を主とした「知能作業」を自動化する名古屋大学発AIベンチャー。AIを活用した需要予測、自動シフト作成、在庫生産管理、マテリアルズインフォマティクスなどに実績を持ち、東急不動産HDグループが展開する幅広い事業領域におけるDX推進への活用や新規事業創出の可能性を探るべく、業務提携を行った。
業務提携の内容に関して
業務提携では、TRYETINGのノーコードAIクラウド「UMWELT」を活用して、東急不動産HDグループの様々な業務のDX化及びグループの幅広い事業領域へのAI活用による新規事業創出を目指す。
「TFHD Open Innovation Program」について
東急不動産HDがベンチャー企業やスタートアップへの支援、協業の体制を充実させ、新たなグループシナジーの創出と渋谷を中心とした街の活性化を加速するために2017年に設立したプログラム。
このプログラムを通じて機動的なベンチャー企業との業務提携や出資等を活かし、今後も新たな価値の創出を進めていくという。
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