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「映像エッジAI」を現場実装するEDGEMATRIXが、約10億円を調達

「映像エッジAI」を現場実装するEDGEMATRIXが、約10億円を調達

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高精細映像などを現場(エッジ)でリアルタイムにAI処理するデバイス「Edge AI Box」、「映像エッジAI」統合管理・収益化プラットフォーム「EDGEMATRIXサービス」、ワンストップでの現場実装と課題解決「映像エッジAIソリューション」を提供するEDGEMATRIX(エッジマトリクス)株式会社は、株式会社NTTドコモ、清水建設株式会社、SONY INNOVATION FUND (ソニー株式会社代表執行役会長兼社長CEO 吉田 憲一郎氏が設立したコーポレートベンチャーキャピタル)、株式会社DGベンチャーズの4社から、3月18日(木)付の第三者割当増資により約10億円を資金調達した。

▲上写真:映像エッジAIのイメージ

EDGEMATRIXは、2019年8 月のシリーズAにおける約9億円を加えた累計19億円の調達資金により、「Edge AI Box」新機種追加、「EDGEMATRIXサービス」新機能開発を行い、製品サービスをさらに強化するという。また、清水建設が開発した建物OSとの連携も視野に入れたスマートシティやスマートビルディングにおける各種センサーとの連携開発を行うとともに、道路・鉄道等の公共施設や医療・福祉施設等を含む社会インフラへのソリューション提供拡大、製品引き合いが増えているアジア市場から海外展開を加速していくという。

「映像エッジAI」とは、データが生成される現場(エッジ)又は近傍でAIの処理を実行し活用すること。通信回線の遅延や同時処理量に制限のある環境では難しい膨大な数のカメラ映像が生み出す大量データをリアルタイムにAI処理できる。クラウドとの連動により、広い範囲の状況把握や対象追跡にも威力を発揮する。これにより、カメラ映像に映る数百人規模の行動分析、高速の工場生産ラインの自動制御、不審物・不審者、危険環境を瞬時に警告、通知するなど、従来では難しかった規模とスピード感あるAIソリューションの導入が可能になるという。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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