ポーラ・オルビスHD×ANAHD×島根県 | "美肌県しまね"での「美肌ウェルネスツーリズム」推進に向けて連携協定を締結
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス、ANAホールディングス株式会社、島根県は、2021年3月11日、島根県における「美肌ウェルネスツーリズム」の本格展開を目指し連携協定を結んだ。「美肌ウェルネスツーリズム」は、高水準の肌知見や美容技術と地域ならではの観光資源とを組み合わせた新たなサービス。
▲上写真:東京の会場と島根県庁をウェブ会議システムで結び調印式を実施。左から順に、及川美紀氏(ポーラ)、末延則子氏(ポーラ・オルビスHD)、丸山達也氏(島根県)、高橋誠一氏(ANA)、津田佳明氏(ANAHD)
ビジネスアイデアコンテストをきっかけに美肌ウェルネスツーリズムでの連携を開始
宇宙ビジネスアイデアコンテストS-Booster2019においてポーラ・オルビスグループが「美肌ウェルネスツーリズム」でANAホールディングス賞を受賞した。これをきっかけに、ポーラ・オルビスホールディングス、ANAホールディングス、 および島根県は美肌ウェルネスツーリズム推進に向けた検討を始め、連携協定を締結することとなった。現在は、昨年試行したモデルツーリズムの結果をもとに、より充実した体験が提供できるよう検討を進めており、 2021年5月以降のツアー販売開始を目指している。気兼ねなくリフレッシュでき、心身を充足する時間として「美肌ウェルネスツーリズム」の展開に期待してほしいという。
美肌ウェルネスツーリズムについて
美肌ウェルネスツーリズムでは、美肌を「肌の美しさだけではなく、心身も活き活きとして美しいこと」と捉え、旅行者が肌・体調をケアしながら、その地域ならではの観光資産に出会うことのできるサービスを構想しているという。
コンセプトは、「個人も地方も美しく」。
個々の参加者に対しては、旅先で特別に設計された美肌ウェルネス体験をしてもらい、体験・学習を通じて、その後のライフスタイルがより楽しく彩りあるものとなるような提案をすること、旅先の地域に対しては、観光振興・地方創生への寄与を目指している。ポーラ・オルビスグループの各社が保有する肌・体に関する知見や高水準の美容技術・化粧品と、地域の食や温泉、自然・芸術・文化などの観光資源を組み合わせることで、一連のストーリー性のある体験とパーソナルアドバイスを提供できるサービスを予定しているという。
ツーリズムのステージ第一弾は島根県。島根県は、ポーラが主催する「美肌県グランプリ」にて第一位をこれまでに最多の5回獲得した実績を誇る。また美肌をはぐくむ気象環境なども整っていることから、「美肌観光」を県として推進している。
三者それぞれの強みを発揮し、旅という非日常においてサイエンスと感性、地域の力でライフスタイルをより豊かにし、また同時に地方創生も叶えるオープンイノベーションに、期待をしてほしいという。
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