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WILLER×ST Engineering×けいはんな×ピノス | 京都・けいはんな学研都市で自動運転サービス実証実験を開始

WILLER×ST Engineering×けいはんな×ピノス | 京都・けいはんな学研都市で自動運転サービス実証実験を開始

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WILLER株式会社とST Engineering(本社:シンガポール)、および株式会社けいはんな、株式会社ピノスは、京都府および精華町の協力のもと、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)の公道において、ニューノーマルに対応した自動運転サービス実証実験(※1)を実施すると発表した。期間は、2月13日から19日まで(15日は除く)の6日間。公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構が推進するK-PEP(※2)を活用して行う。

※1:京都府による「コロナ社会対応ビジネスモデル創造事業補助金」の「チャレンジプロジェクト」として採択され、一部補助を受けている。

※2:関西文化学術研究都市推進機構は、日本初の企業乗合型、住民参加型の「けいはんな公道走行実証実験プラットフォーム(K-PEP)」 を提供し、自動運転等の新技術や新たな交通システムの確立を支援している。

実証実験を行う背景

現在、在宅勤務や巣ごもりなどのコロナ禍による外出機会減少により、運動不足やストレスの増加、地域経済の鈍化が問題視されている。こうした背景を受け、今回の実証実験では、コロナ禍でも安心して外出することができ、地域住民の健康増進と経済活性化を図る「けいはんなモデル」の検証を実施する。

具体的には、移動に健康プログラムや快適なテレワーク環境などの地元プログラムを掛け合わせた高齢者向けと在宅勤務者向けのサービスを提供し、既存交通の代替としての自動運転ではなく、目的に合わせた新たな移動サービスとして提供するという。

昨年12月には、すでに自動運転の技術実証実験を実施しており、安全性ならびに運行計画の妥当性を検証した。今回のサービス実証実験では、運行コストの明確化ならびに受容性・利便性・事業性の評価を行う。

これらの取り組みを通して、地域に還元できる新たなビジネスモデルの確立と、人口減少や少子高齢化による将来的な運転手不足に対応できる、新たな交通サービスの確立を目指すという。

実証実験の概要

■ルート

自動運転車両は、精華台1~5丁目の住宅地とけいはんな記念公園をまわる約4.8キロを走行する。けいはんな記念公園からけいはんなプラザホテルまでは、健康増進を目指しシェアサイクルで移動する。


■提供するサービス

(1)高齢者向けプラン:2月16日(火)~19日(金)

自動運転に乗車し、プロのトレーナーによるフィットネスプログラムを受講(受講後は継続的な運動を行えるフィットネスアプリを提供)。

(2)在宅勤務者向けプラン:2月13日(土)・14日(日)

自動運転とシェアサイクルで移動し、プロのトレーナーによるフィットネスプログラムの受講(受講後は継続的な運動を行えるフィットネスアプリを提供)と、ホテル一室でテレワークを体験。

■自動運転バスの運行について

WILLERが全体の統括管理、実証内容の企画およびオペレーションを行い、ST Engineeringが自動運転の技術設計やナレッジを共有。BOLDLY株式会社がセーフティオペレーターのトレーニング、3Dマッピング、およびルート設定等の技術を提供し、地元交通事業者である奈良交通株式会社と安全に係る検証を行う。

■使用車両(NAVYA ARMA/ナビヤアルマ)の詳細スペック




・前方約3m以内に障害物を検知した場合は、自動で緊急停止する。

・常にセーフティオペレーターが監視し、危険を察知すればスムーズに手動運転モードに切り替えて走行を続行する。

・緊急時、車内外のドアリリースレバーでドアの開錠が手動で可能、緊急脱出ハンマーで窓ガラスを割って脱出が可能。

■各者の役割

・WILLER株式会社/サービス企画、自動運転バス導入・運行

・公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構/関係各所調整、モニター募集(Clubけいはんな)

・株式会社けいはんな/けいはんなプラザホテル運営、テレワーク体験提供

・株式会社ピノス(ピノスけいはんな)/健康プログラム開発・運営、フィットネスアプリ提供、モニター募集

・株式会社オーシャンブルースマート/PIPPA:シェアサイクル導入

※「ピノスけいはんな」ならびに「けいはんなプラザホテル」は、京都府「新型コロナウィルス感染予防ガイドライン推進宣言事業所」。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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