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製造業のDXを支援する東京ファクトリー、「Proceedクラウド」の一般提供を開始し1億円をシード調達

製造業のDXを支援する東京ファクトリー、「Proceedクラウド」の一般提供を開始し1億円をシード調達

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株式会社東京ファクトリーは、ANRIを引受先とする第三者割当増資により、約1億円の資金調達を実施した。また、2020年10月にβ版を提供していた製造業の生産現場向けSaaS「Proceedクラウド(読み方:プロシードクラウド)」の正式版を2月から提供を開始する。

資金調達の背景

製造業の中でも大型構造物の生産現場では、製品サイズが大きくライン生産が困難なことや、受注生産品が多いことから製造工程の自動化が難しく、人手に頼った生産を行う必要がある。そのため、人件費が高い国内工場は新興国の工場に比べコスト競争力が低下しており、海外への生産移転が進んできた。加えて、国内の製造業では人材確保が困難になっていることから、熟練技術者に属人化している管理手法や高品質を担保するためのノウハウを効率的に継承することは急務になっている。

また、COVID-19の影響により、海外サプライヤーへの視察やスーパーバイザーの派遣が困難になったことで、工程の進捗を正確に把握できないことも大きな課題だという。

東京ファクトリーは2020年10月から、製造過程で撮影する工程写真をベースに製造情報データベースを構築することでサプライチェーンの見える化と技能継承を実現するSaaS「Proceedクラウド」のβ版を造船系メーカーや大手プラントエンジニアリング会社等に提供してきた。

イワキテック株式会社では、船舶部品などの製造現場で「Proceedクラウド」を導入し、製造状況の可視化と現場での実績・経験のデジタル化、モバイルを用いた作業効率の改善に貢献した。

2021年2月にはβ版の利用を通して得たフィードバックをもとに機能を改善を行い、正式版の提供を開始する。

調達資金の使途

今回の資金調達は、「Proceedクラウド」の一層の強化に加え、顧客サポートのための社内体制強化のために行うもの。今後も事業展開を一層加速させていくと共に、日本のものづくりの実績・経験を蓄積することで競争力を保ち続けることをサポートしていく。

「Proceedクラウド」について  

「Proceedクラウド」は分散していた生産情報を工程写真を基に製造情報データベースを構築し、製造状況の可視化を行うサービス。モバイル端末での写真整理・保存機能、写真一覧画面への工程情報の表示機能、写真への書込み機能などにより、業務効率化、遠隔での製作進捗状況の把握、技能継承の基になるデータベースの構築を実現。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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