NECネッツエスアイ×Synamon | バーチャルワークプレイスを活用した新たな働き方への挑戦を開始
NECネッツエスアイ株式会社と株式会社Synamonは、リアルとバーチャルを融合し、共創の推進とコミュニケーションの革新を実現する新たな働き方の確立を目指し、バーチャルワークプレイスの共同実証を12月15日より開始する。
新型コロナウイルスの感染拡大を経て、出社・対面が当たり前だった従来の働き方は大きく変化を遂げ、自宅やオフィス以外の場所からオンライン上でやり取りをするテレワークやリモートワークという働き方が一般的なものとなった。一方で、このような働き方が浸透するに伴い、コミュニケーションやマネジメントの質の低下、企業への帰属意識の低下などの新たな課題も顕在化し始めている。
NECネッツエスアイは、働き方改革の分野において、2007年よりEmpoweredOffice(エンパワードオフィス)や分散型ワークなどの取り組みを自社実践し、顧客に提案してきたという。今回の共同実証では、NECネッツエスアイの豊富な知識・経験・ノウハウとSynamonのバーチャル技術を組み合わせることで、単なるバーチャルオフィスの構築にとどまらず、現在の働き方の先にある新しいワークプレイス・ワークスタイルの確立を目指した検証を行う。オンラインでの働き方で顕在化した課題の解決に加えて、チームメンバーとの一体感や各ワーカーが自律的に考え行動し、共創を促すための環境づくりを行い、時間や距離、場所の制約を超えてコラボレーションができる空間の構築を目指す。
同実証では、まず、日本橋イノベーションベース*1の一部執務エリアをSynamonのNEUTRANS BIZ(ニュートランスビズ)にてバーチャル化。NECネッツエスアイが主体となって進める同実証には、日本橋室町三井タワーなどオフィスを手掛ける三井不動産株式会社も参加し、バーチャルワークプレイスとリアルワークプレイスそれぞれの機能検証や検討をすることで、最適化を目指した共創を行う。なお、NECネッツエスアイと三井不動産は、同オフィスビルにおいてローカル5Gの共同実証を実施中。
NECネッツエスアイとSynamonは、同実証実験でバーチャルワークプレイスとそれらがもたらす新しいワークスタイルの可能性を検証しながら、コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会の実現に向けて邁進していくという。
*1:日本橋イノベーションベース 東京都中央区日本橋室町3-2-1 日本橋室町三井タワー内
株式会社Synamonの取組み
Synamonは「XRが当たり前の世界」を実現するため、VR/ARをはじめとするXR技術を使ったサービス開発や研究開発を行うテックカンパニー。ビジネス向けVRコラボレーションサービス「NEUTRANS BIZ」は、複数人が同じバーチャル空間にアクセスし、リアルタイムでのコミュニケーションや体験の共有をすることが可能。ニューノーマルの時代を迎えた今、会議・商談・ショールーム・展示会・バーチャルオフィスまで、あらゆるビジネス活動ができるバーチャルの場として、オンラインとも違う新しい価値を提供している。
また、2020年11月にはXR技術を活用した新規事業立ち上げを目指す企業との共創を目指す「NEUTRANS Partner Program」も開始。XR技術の社会実装を進めるため、日々挑戦をしている。
NECネッツエスアイの取組み
NECネッツエスアイは今後、ローカル5Gをはじめとする通信技術を活用し、社会、産業、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促す活動を推進する。地域経済、課題解決サービスを支える5G時代の地域ネットワークの構築をサポートしていく。
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