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相鉄×髙島屋によるアクセラレーションプログラム、ベンチャー企業5社を採択

相鉄×髙島屋によるアクセラレーションプログラム、ベンチャー企業5社を採択

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相鉄グループと株式会社髙島屋は、横浜駅西口地区の活性化に向けてベンチャー企業との協業を目指す「アクセラレーションプログラム」に取り組んでいる。去る2020年10月27日、参加企業が提案内容を発表するデモデイを開催した。

今期プログラムの概要

第4期となる今回のプログラムではテーマを、課題テーマ枠「(1)商業をアップデート」「(2)生活をアップデート」「(3)宿泊をアップデート」「(4)企業をアップデート」と、自由テーマ枠「相鉄グループと髙島屋の持つ豊富なリソースをもとに設定した横浜駅西口や商業施設におけるビジネスプランを提案する」に設定した。

2020年6月11日から8月17日まで、プログラムへの参加企業を募集し、合計38社からの応募があったという。その中から、5社を採択した。10月27日には、新型コロナウイルスの感染防止策を講じた上でデモデイを開催。採択された5社が提案内容を発表した。

採択企業一覧(5社)

(1)ミノージャパン株式会社

デリバリーの生産性を飛躍的に向上させることで、食の環境を劇的に改善するIoTを駆使したフードテック。登録ユーザーからオーダーされたランチボックスを、Minnow Pod(温度維持機能付きのロッカー状 ボックス)へデリバリーするサービスを展開。

(2)株式会社 Ringfish 

色々なお店で子供に「お題」を出題し、親がサポートしながら解決 することで子供の成長を促すアプリを展開。

(3)株式会社アドインテ

ウェブとリアルを融合したOMOソリューション(ビーコン使用の センシング提案)。個人情報を取得することなく Wi-Fi 設定 on のスマホ端末の計測が可能。取得した情報はDMPに格納し、CRM との 連携によりユーザーへのONE to ONE 施策やさまざまなマーケティ ング施策に活用が可能。

(4)シーレ株式会社

30分でスーパーから食材を配達する、買物代行プラットフォーム「Siile」の企画、開発、運営。登録ユーザーがアプリから購入したい商品をオーダーすると、Siileスタッフがスーパーで購入・自宅へ配達するサービス。ネットスーパー構築をせず宅配ができ、地域密着のサービスが可能。

(5)エアーサクセスジャパン株式会社

特許取得したオンリーワン技術を搭載した「除菌消臭機」の開発・製造・販売。 

審査員は、相鉄グループ、髙島屋、横浜市、株式会社三井住友銀行の各担当者が務めた。その結果、株式会社Ringfishが審査委員賞を受賞した。

今後の予定

今後は、相鉄グループ、髙島屋でさらなる精査を進め、相鉄グループと髙島屋の持つリソースを使った実証実験の実施などに取り組んでいく予定だという。

横浜市は、~横浜での〝クロスオーバー″からイノベーションの創出~を目指してYOXO(よくぞ)のテーマのもと、ベンチャー企業支援や、オープンイノベーションによる新ビジネス創出に取り組んでいる。同市は、令和2年7月に、国のスタートアップエコシステム「グローバル拠点都市」の選定を受けたが、今後も、こうした民間の取り組みの充実も含め、横浜市全体で「イノベーション都市・横浜」の実現に向け取り組んでいくという。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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