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JAL×パナソニック | アバター式リモート案内サービスの共同実証実験を開始

JAL×パナソニック | アバター式リモート案内サービスの共同実証実験を開始

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日本航空株式会社(JAL)とパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(パナソニック)は、非接触・非対面でも高品質な接客を実現するため、パナソニックが提供するアバター式リモート案内サービス(※1)を用いた共同実証実験を開始すると発表した。なお、本件は2018年にJALがオープンイノベーションの拠点として開設した「JAL Innovation Lab」発のプロジェクトだという。

実証実験の内容

今回の実験では、離れた場所にいる係員がディスプレイ上のアバターを通し、出発ロビーや搭乗口にて搭乗者への案内を実施する。アバターは操作している係員の表情を認識・反映するため、リモートによる非接触・非対面ながらも、表情豊かで対面に近い案内が可能だという。また、定型登録された係員の案内時における動作や、搭乗順パネルの提示などを組み合わせることで、よりわかりやすい案内を実現する。

※1: アバター式リモート案内サービスは、有人での「リモート対話」と、チャットボットによる「AI対話」の2つのコミュニケーション方法で、空港・駅や店舗などにおける利用者への案内業務を実現するサービス。サービスのクオリティを維持・向上しながら現場業務を省力化・効率化することが可能。今回の検証では、リモート対話機能に特化して実施する。アバターを利用しない間は、広告や案内などエリアに最適なコンテンツの配信表示を行うことや、大画面を活かして既存サービスと連携することもできる。パナソニックは、今年度中の商用化を予定している。


実証実験の概要

■日時/2020年9月14日(月)~9月25日(金)

■場所/羽田空港第1旅客ターミナルビル内JAL国内線搭乗口の一部、航空券予約・購入・変更カウンター(40番)

■台数:4台


共同で実証実験を行う背景

JALではテクノロジー活用による「JAL SMART AIRPORT」を展開している。この取り組みにおいて空港での安全・安心な環境づくりを強化し、安心してご利用いただけるサービスの実現を目指している。同時に、社員の働き方の選択肢を増やすことによる持続可能な職場環境も構築中だ。

一方でパナソニックは、製造業で培った知見・ノウハウを活かし現場業務プロセスを改革する『現場プロセスイノベーション』を掲げ、さまざまな現場の課題を解決し、企業の経営課題解決を支援している。空港・航空業界のような社会インフラを支える現場にも、パナソニックのソリューションを展開し、あらゆるサービスで課題解決に取り組んでいく考えだ。

今後もJALとパナソニックは、最高のサービス提供に向けて協力していくという。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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