DeNA×東京農業大学 | 食・農分野、情報技術産業の発展を目指して、包括連携協定を締結
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)と東京農業大学は、国内外での食・農分野、および情報技術産業の発展を目的として、産学連携の包括連携協定を2020年8月31日に締結したことを発表した。
包括連携協定に至った背景と展望
DeNAはヘルスケア、ゲーム、エンターテインメント、スポーツ、ライブストリーミング、スマートシティ、Eコマースなどの様々な分野で、インターネットやAIを活用した事業を展開している。また株式会社クボタと、食農産業領域における包括的業務提携に向けた検討を開始しており、本領域への取り組みを加速中だ。
一方、東京農業大学は「生命」「食料」「環境」「健康」「資源」「地域」「グローバル」と農業関連を網羅し、グローバル化も積極展開する日本最大(※1)の農学系総合大学だ。世田谷キャンパス内に農生命科学研究所、およびグローバル連携センターを設置しており、様々な研究成果を出すとともに国際化にも積極的に取り組んでいる。
※1: 学科数、学生数ともに農学系総合大学で日本一を誇る。
今回の包括連携協定の締結により、東京農業大学の持つ「食農産業における深い知見」と、DeNAの持つ「インターネット・AI技術」を組み合わせることにより、各種産業における社会課題の解決に向けた様々な取り組みを検討する予定だという。
双方がそれぞれ、すでに取り組んでいる健康・ヘルスケア関連の既存事業領域などに加え、食農産業領域など、DeNAとして新規領域となる分野での検討も予定している。
将来の構想として、対象産業を限定せず幅広い領域に範囲を広げ、共同研究・教育・産業支援など、国内外の産業全体に寄与する幅広い取り組みを目指すという。
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