アクセラレーター9団体が共同バーチャルオフィスを開設
ヤフー株式会社のCVCであるYJキャピタルと、日本および東南アジアで最大級のシードVCであるEast Venturesが運営するアクセラレーターCode Republicは、国内アクセラレーター8団体と共同で、バーチャルオフィスを開設すると発表した。8月27日、8月31日、各アクセラレーターの担当者にプログラム内容や事業内容、応募条件などを気軽に質問・相談することができるオフィスアワーを開催する。
参画するアクセラレーター(9団体)
■ IBM BlueHub (日本IBM株式会社)
■ 青山スタートアップアクセラレーションセンター (東京都主催、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社運営受託)
■ AI.Accelerator (ディップ株式会社)
■ Open Network Lab (株式会社デジタルガレージ)
■ Code Republic (YJキャピタル株式会社・East Ventures)
■ G-STARTUP (株式会社グロービス)
■ 東急アクセラレートプログラム (東急株式会社)
■ 集英社スタートアップアクセラレータープログラム マンガテック(株式会社集英社主催、株式会社ツクリエ運営)
■ LEAP OVER (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
バーチャルオフィス開設の背景
国内には70以上のアクセラレータープログラムがあり、起業初期の仮説検証を支援する「シードアクセラレーター」や、企業のアセットを活用して事業成長を支援する「スケーラレーター」など、事業ステージや業種に応じて多種多様なプログラムが存在している。
近年では、このようなアクセラレーターは増加傾向にあるが、各プログラムや各プログラム独自の提供価値については、まだまだ認知が広がっていない。さらに、新型コロナウイルスの影響により、これまでのような説明会や気軽に相談できる機会も減少している。
こうした状況をふまえ、今回バーチャルオフィス上で一度に複数のアクセラレーターに気軽に相談できるオフィスアワーを開催することになった。参加を検討するスタートアップに対して、自社に適したプログラムを知る機会を提供し、1社でも多くのスタートアップの事業成長につなげていく狙いだという。
オフィスアワーについて
オフィスアワーが開催されるバーチャルオフィスへは、インターネットブラウザを通じて誰もが自由に入室できる。バーチャルオフィスには、各アクセラレーターのブースがあり、参加者はアイコンを移動して、各アクセラレーター担当者へ気軽に質問や相談をしたり、他の参加者との会話を聞くことができる。他の参加者に聞かれたくない場合は、専用の会議室で話すことも可能だ。担当者が不在の場合は待機スペースで待ち、戻ってきたら順次受け付けてもらう仕組みもある。
なお、このバーチャルオフィスは、Open Network Lab第21期の株式会社NIMARU TECHNOLOGYが提供する「OVICE」を活用しており、参加者同士のアイコンの距離に応じて音量が上下するため、オフラインのイベント同様のコミュニケーションを楽しむことができる。また、ボイスチャットだけでなく、ビデオ通話や画面共有など多様なコミュニケーションが可能だという。
オフィスアワー開催日時
オフィスアワーは、「2020年8月27日(木) 15-17時」と「2020年8月31日(月) 15-17時」の2つの日程を予定している。各開催日の参加プログラムは以下の通り。
■2020年8月27日(木) 15-17時
・IBM BlueHub
・青山スタートアップアクセラレーションセンター
・AI.Accelerator
・Open Network Lab
・Code Republic
・東急アクセラレートプログラム
・集英社スタートアップアクセラレータープログラム マンガテック
・LEAP OVER
■2020年8月31日(月) 15-17時
・IBM BlueHub
・青山スタートアップアクセラレーションセンター
・Open Network Lab
・Code Republic
・G-STARTUP
・東急アクセラレートプログラム
・集英社スタートアップアクセラレータープログラム マンガテック
・LEAP OVER
※バーチャルオフィスへの入り方
以下URLにアクセスし、氏名・メールアドレスを入力して入室。
https://godou-accelerator.ovice.in/
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