スカイディスク×シナプスギヤ | AI×ロボット・ハードウェア領域における戦略的パートナーシップ契約を締結
製造業を中心にAI活用によるDX支援を行ってきた株式会社スカイディスクと、最新テクノロジーを用いたロボット・ハードウェア開発に強みを持つ合同会社シナプスギヤは、製造業・物流・小売など様々な領域でのDXを支援するため、人工知能(AI)とロボット・ハードウェアを活用したソリューション提供における戦略的パートナーシップ契約を締結した。
戦略的パートナーシップの背景と目的
両社はこれまでプロジェクトごとの協業を通じて、目視検査の自動化をサポートするAI外観検査機や巡回型点検作業を代替するAGVの開発・提供など、データ取得方法の策定からDXに向けたAIモデルと制御ロボットの開発・運用に至るまで、様々なソリューションを提供してきた。今後はプロジェクト単位ではなく、包括的な技術連携によってさらに多くの企業のDXを実現するべく、今回の戦略的パートナーシップ契約の締結に至った。
スカイディスクは製造業を中心に200件以上のAI案件に取り組む中で、現場の声に応えながら、プロジェクトが頓挫する様々な要因を排し、課題抽出や人材育成などのサポート体制を拡充してきた。一方でシナプスギヤはこれまで、ハードウェア開発やセンシング技術、AI技術を活用した様々な装置を開発してきた。両社が協業することで、ハードウェアを絡めたワークフロー設計からPoC(実証実験)、より高度なAI開発や実運用フェーズでの保守運用まで、一気通貫でサポートする体制を構築。オールインワンでの提供を行っていくという。
各社コメント
株式会社スカイディスク 代表取締役社長兼CEO 内村安里氏
これまでスカイディスクで担当させていただいたプロジェクトは、データ解析によるAIモデル開発が中心でしたが、AI活用が一般的になるにつれ、ロボット・ハードウェア領域と連携したソリューション提供が求められるケースも増えています。少数精鋭ながら日本有数の技術力を持つシナプスギヤ社とのパートナーシップにより、多くの企業様に対して、これまでよりもスピード感を持ったDX支援が可能となることに、私自身とてもワクワクしています。
合同会社シナプスギヤ 代表兼CRO 水谷泰崇氏
シナプスギヤは少数精鋭であることから、数という面での提供力で、一部のお客様のお仕事にはお応えすることができませんでした。同じ福岡という場所で活動する製造業のDXに知見のあるスカイディスク社と協業することで、これまで以上に多くのお客様に高い価値提供をしていけると考えています。特に九州地方には工場がたくさんありますが、そういった皆様にご協力させていただいて地域活性化への大きな一助となるようにしていきたいです。
<株式会社スカイディスクとは>
製造業を中心にこれまで200以上のPoC・導入案件にてAIを活用したDX支援を行う。データ解析・AIモデル開発だけでなく、社内のAI人材育成、課題抽出やプロジェクト設計など、伴走型のDX支援サービスを強化。「TechnologyでLife Styleの豊かさに貢献する」をミッションとし、熟練者の「匠の技」を未来に残す技術継承や、地方の深刻な働き手不足の解消など、テクノロジーによる社会課題の解決に取り組む。2013年10月創業、福岡創業ベンチャー。
<合同会社シナプスギヤとは>
業界を問わず、今まで顧客や他ベンダーが長年解決できなかった課題にフォーカス。誰もできなかったことができる会社として、多くの開発実績を持つ。少数のチーム構成ながら、メカ・制御・ソフト開発・量産、コンサルティング、知財、プロダクトデザインなどトータルな物作りをサポートする技術を保有。2018年8月創業、福岡創業ベンチャー。
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(TOMORUBA編集部)