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JIN×インサイトテック×InnoProviZation |  「不満買取デザイン・ディスコース」を設立

JIN×インサイトテック×InnoProviZation | 「不満買取デザイン・ディスコース」を設立

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一般社団法人 Japan Innovation Network株式会社Insight Tech株式会社InnoProviZationは、生活者の“不満”からオープンイノベーションを通じてイノベーションの「機会特定」を実現する「不満買取デザイン・ディスコース(*1)」というオンラインのオープン・イノベーションプラットフォームを設立、参加企業の募集を開始した。

(*1)デザイン・ディスコース:企業や業界の垣根を越えた様々なステークホルダーとの対話を通じ、相互作用をしながら新たな価値創出の在り方を探求すること。

不満買取デザイン・ディスコース 提供内容

「不満買取デザイン・ディスコース」は参加企業向けに提供される“オープンイノベーションによるアイディア創発”のオープン・イノベーションプラットフォーム。

株式会社Insight Tech運営「不満買取センター(特許取得済み)」が保有する1,500万件超の「不満」ビッグデータを活用し、参加企業の担当者が集う年間計6回のオンラインセッション/オンラインディスカッションを通じ、参加企業に生活者が感じる「不」を起点とした事業機会の発見及びビジネスアイディア創発を実践する。

生まれた個々人のアイディアをグループで共有し磨き上げることで、自社内に閉じていては気づかない、企業・業界の垣根を越えた気づき・知的刺激を得ながら、自分・自社の枠を超えた発想を得ることができるという。

イノベーションにおける「機会特定」の重要性

2019年7月に発行された国際規格「ISO 56002:イノベーション・マネジメントシステム」(下図)はイノベーションに必要な要素とプロセスをマネジメントシステムとして体系化している。JINは大企業イノベーション加速支援を通して得られたノウハウをもとにこの国際規格の策定に関わってきた。ISO56002のなかで「意図」を持った「機会の特定」は「コンセプト創造」以降のイノベーション・マネジメントの源流となる大変重要なステップ。「不満買取デザイン・ディスコース」では、この「機会の特定」につながる洞察を得る場を体験できる。どれほど、素晴らしいイノベーション推進体制を整えても、出発点である「機会の特定」の質が低ければ、大きな成果に繋がりにくいという。同プラットフォームは、その入り口の質を高めることに特化した活動を行う。

初年度テーマ「アフターコロナの生活者ニューノーマル」

初年度にあたる2020年度の年間テーマは「アフターコロナの生活者ニューノーマル」。計6回のオンラインセッションを通じて、暮らし、移動、美容・健康、食、お金・決済など生活者が求める新しい価値を不満データから多面的に横串を通して捉え、事業機会を発見しながらビジネスアイディアを創発する。

実施主体

「不満買取デザイン・ディスコース」は一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)、株式会社Insight Tech、株式会社InnoProviZationの3社が実施主体。

<一般社団法人 Japan  Innovation Network (JIN)>

効率性と創造性の両方を追求する「二階建て経営」を提言した経済産業省「フロンティア人材研究会」を母体とする、大企業・中堅企業のイノベーション活動を加速支援するアクセラレーター。ISOのTC279(イノベーション・マネジメントシステム:IMS)にて、国内審議団体として日本代表で原案作成をリードしてきた。IMSの導入を支援する「イノベーション・マネジメントシステム・アクセラレーションプログラム」(IMSAP)と伴走型イノベーション加速支援、SDGsビジネス速支援する「SDGs Holistic Innovation Platform」(SHIP)を運営している。

<株式会社 Insight  Tech (インサイトテック)>

生活者の不満とその背景にある価値観変化を「スピーディ」かつ「客観的」に見つけ出し、社会の「不」を解消するエキスパート。 45 万人の会員からなる「不満買取センター」を運営し、1,500 万件超の不満データから自然言語処理とマーケティングの知見で新たな価値を読み解くインサイトドリブンによって、あらゆる領域の企業と価値共創を推進している。

<株式会社 InnoProviZation(イノプロビゼイション)>

イノベーションを即興音楽のインプロビゼイションの様に、自由自在に迅速に創発し続ける仕組みを提供する会社。CEOの残間氏は、元NTTDATAオープンイノベーション事業創発室長として、世界20都市のオープンイノベーションコンテスト、約4000人のオープンイノベーションコミュニティ“豊洲の港から”を6年前に立ち上げ、世界中のスタートアップ、大企業、政府、エコシステムとのオープンイノベーションにより多数の革新的なビジネスを創発した経験を持つ。同プロジェクトにより、新たな世界との“出会い直し”により、希望に満ちた新しい価値を創り出す世界を目指す。

※関連リンク:プレスリリース

【eiicon lab編集部】
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