アフラック・イノベーション・パートナーズ、企業のメンタルヘルス課題をクラウドサービスで解決するメンタルヘルステクノロジーズに出資

アフラック・イノベーション・パートナーズ合同会社はAflac Ventures, LLC. を通じ、企業向けにメンタルヘルスソリューションを提供する、株式会社メンタルヘルステクノロジーズへの出資を行った。

メンタルヘルステクノロジーズについて

メンタルヘルステクノロジーズは、「健康経営に、実現力を」をビジョンとし、健康経営の基盤の一つである「社員の心の健康」を保つためのサービスを提供する企業。近年、健康経営や働き方改革におけるメンタルヘルスケアへの対応ニーズが高まり、従業員のメンタル不調への対策は急務となっている。メンタルヘルステクノロジーズはこの問題にいち早くフォーカスし、AIなどのテクノロジーを駆使した独自サービスを展開している。具体的には、厚生労働省が唱える「4つのケア（※）」の概念をもとにITサービスとして開発し、”メンタルケア”、”健康経営”を促進するためのクラウドサービス「ELPISシリーズ」や子会社Avenirを通じた産業医サービスの提供など、これまでに1,500以上の事業所が利用している。

また、昨今の新型コロナウイルスの社会変化に対応すべく、産業医業務のオンライン対応、企業のBCP対応、テレワークにおけるメンタルケア等を順次提供し、新型コロナウイルスへの迅速な対応に取り組んでいる。

(※)厚生労働省はメンタルヘルスケアとして、1.自身を守る「セルフケア」、2.管理監督者による「ラインによるケア」、3.「事業所内産業保健スタッフ等によるケア」、4.外部相談窓口等の「事業場外資源によるケア」を継続的・計画的に行うことを推奨している。

ELPIS（エルピス）シリーズについて

厚生労働省が唱える４つのメンタルヘルスケアをもとに、企業の健康経営を促進するためのクラウドサービスとして2018年10月に始動した。これまでに、職場におけるメンタルヘルス・ハラスメントを学ぶ研修動画サービス「ELPIS-eラーニング」、会社を通さずメールで個人的な健康相談を専門医に相談できる「ELPIS-ケアーズLite」、メンタルヘルス特化型の性格判断で採用活動をサポートする「ELPIS-メンタルチェック」などを展開している。

今回の資金調達について

「ELPISシリーズ」の新サービス開発とサービス展開を進め、「ELPISシリーズ」の延べ利用企業を現在の約600社から1,000社にし、延べ利用者数20万人にすることを目標としているという。

【メンタルヘルステクノロジーズ　代表取締役　刀禰真之介氏のコメント】

少子高齢化、採用難に加え、新型コロナウイルスという環境変化が大きく変わっていく中、企業の従業員のメンタルケアに対する考え方が変わろうとしています。当社は子会社のAvenirと連携し、産業医と共に各種メンタルケアのクラウドサービスを提供することで、企業ニーズに合ったソリューションを展開しています。今回、Aflac Ventures, LLC.さんから出資を受け、さらに企業やユーザーニーズに合ったソリューションを提供していきたいと考えています。

【アフラック・イノベーション・パートナーズ　担当者のコメント】

企業による健康経営や働き方改革の取り組みが進む中、従業員のメンタルケアに対するAIやテクノロジーの導入ニーズは確実に高まっています。メンタルヘルステクノロジーズ様はサービスの品質を担保しながら開発スピードが早く、多くの企業の期待に応える様々なソリューションを提供されています。当社は、メンタルヘルステクノロジーズ様と連携しながら企業の「健康経営」をサポートし、誰もが心身共に自分らしく健康に働くことのできる社会の実現に貢献して参ります。

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