1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. データドリブンな教育を支援する「NOCC」を運営するトワール、約1億円を調達
データドリブンな教育を支援する「NOCC」を運営するトワール、約1億円を調達

データドリブンな教育を支援する「NOCC」を運営するトワール、約1億円を調達

  • 10056
1人がチェック!

データドリブンな教育を支援するWebサービス「NOCC」を運営する株式会社トワールは、株式会社アルコパートナーズ・株式会社サムライインキュベート・ハックベンチャーズ株式会社・フューチャーベンチャーキャピタル株式会社が運営するファンド、他エンジェル投資家らを引受先とする第三者割当増資により、合計約1億円の資金調達を完了したことを発表した。

NOCCとは

「人の特性や環境を科学的なデータによって定量化することで、個々に合った指導・支援方法を提供し、意思決定の助けとなる仕組みをつくる」をミッションとし、今まで指導者の経験や「直感」で行われてきた教育を、データを用いて「科学」することで、指導者、保護者、学習者が抱えている問題を解決するサービスを提供している。

資金調達の目的

下記の3点を目的の主とし全国展開を迅速に行っていくことで、教育現場が抱える問題を解決し、学習者により素晴らしい教育を提供できるような環境をつくっていくという。

・科学的なデータに基づく教育を、指導者や保護者がより直感的に行えるようにするためのプロダクト開発と改善。

・現場の声を吸い上げて、負担の軽減を実現するサポートを行うための人員拡充。

・認知度の向上と新たな販路開拓のための人員拡充。

引受先各社からのコメント(五十音順)

【株式会社サムライインキュベート 代表取締役 榊原健太郎氏】

弊社は、高い志を持つ起業家の方々にシード期から資金を含めたご支援をさせていただいていますが、濵野さんの「“教育を科学する”、それによって子供達の可能性を大きく広げたい」という圧倒的な志に大変魅了されています。子供にとって教育はその先を左右する大事なものです。そんな志の実現に向けて我々も伴走していきます!

【ハックベンチャーズ株式会社 代表取締役 金沢崇氏】

大阪/関西にベンチャーエコシステムを構築し、地域社会に貢献することを目的としたファンドから出資しました。教育産業に精通し、生徒個人の教育に関する特性データを可視化するという独自優位性の高い事業モデルにまで進化させた濵野社長の先見性と芯の強さは評価に値します。NOCCを通じて、将来濵野さんの後に続く、起業家精神旺盛な自立した若い人財が生まれることに期待しています。

【フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役 松本直人氏】

「おおさか社会課題解決ファンド」での投資を行いました。濵野社長は、2012年に会社を設立した当初から信念を曲げることなく、苦しい時も諦めずに事業に取り組まれてきた信頼のおける経営者です。同社事業を通して、1人でも多くの子供達、子供達を支える両親、教師の皆さんに、学ぶ喜びや教える喜びを知ってもらい、将来の明るい日本の礎を作ってもらいたいと考えています。自身の子どもにも自信を持って進める事が出来る事業であり、これからも応援していきます。

トワール代表取締役 濵野裕希氏のコメント

新型コロナウイルスが世界的に影響を与える中、私たちにできることは経済を前進させることだと考えています。このような中でも教育は比較的安定していますが、環境の変化には迫られています。塾や学校ではWebでの授業が試みられており、レガシーと呼ばれていた業界が大きく動きました。大きな変化は痛みを伴います。私たちにできることは、この大きく動いている業界をデータを用いてサポートすることで、痛みを軽減し、以前よりもより良い教育ができる環境にすることです。

世界を前進させるためにも、投資して頂いた方へ恩返しをするためにも、子どもたちの輝いた目のためにも、それを見て笑顔になる親御さんのためにも、必ず、成し遂げます。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント1件