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【JSSA1号ファンド】 スタートアップ3社への資金提供を決定、国内スタートアップの育成を目指す

【JSSA1号ファンド】 スタートアップ3社への資金提供を決定、国内スタートアップの育成を目指す

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上場企業の創業経営者30名以上が出資し、一般社団法人日本スタートアップ支援協会とフューチャーベンチャーキャピタル株式会社が運営する「日本スタートアップ支援 1号投資事業有限責任組合」(JSSA1号ファンド)がスタートアップ3社への資金提供を決定した。

JSSA1号ファンドは“起業家が起業家を育てる”という信念のもと設立された。シードステージを中心にアーリー、ミドル、レイターステージまで500万円~1億円までの投資を行う。特徴は上場企業の現役経営者や元経営者が投資先のメンターとなることで、スタートアップ企業は理想的な経営指導を受けることができる。スタートアップの層を厚くし、リスクマネーを増やし、失敗に寛容な文化を作り、大企業が社内ベンチャーや資本提携先を増やせるエコシステムを構築するという。

資金提供先3社の顔ぶれ

【1】 株式会社ジオクリエイツ

・代表者氏名:本田 司

・設立:2012年6月15日

・所在地:東京都港区

・事業内容:VR用SaaS「ToPolog」の開発・運営、VR/ARサービスの企画・開発。建築や内装設計の大手層と国内最大級案件を受託で多数関与した上で、SaaS展開を進めている。技術的には大学院時の建築学会賞受賞のVRと視線分析の研究をもとに、脳科学やAIの専門家も加え、設計者側から小売や商社などの拡張した業界までをターゲットに進めている。

【2】 株式会社レスタス

・代表者氏名:大脇 晋

・設立:2011年6月

・所在地:大阪市北区

・事業内容:カレンダーやタオル、シールといったオーダーメイド製品の製造、販売を行なっている。カテゴリごとにブランドサイトを企画・開発・運営し、独自のマーケティング理論を用いた広告展開とUIにより事業を展開している。

【3】 BABY JOB株式会社

・代表者氏名:灘 広樹

・設立:2018年10月1日

・所在地:大阪市淀川区

・事業内容:手ぶら登園事業(オムツのサブスクリプションモデル・保育所を介したプラットフォーム事業) 保育所に子どもを預ける働くママの「平日やる事多すぎ問題」による痛みを軽減することが目標。「手ぶら登園」でおむつ・衣類・シーツなどの登降園準備のタスクを減らし、子供と笑顔で過ごせる時間を増やすことで実現を目指す。

「JSSA1号ファンド」とは?

JSSA1号ファンドは、ユニコーン企業やメガベンチャー企業に成長しようとするスタートアップ企業のための支援体制を強化するために、上場企業の現役経営者ら30名の出資者に加え、以下のアドバイザーが参画し、運営されているファンドだ。

<アドバイザー陣>

・田所雅之氏(ベストセラー「起業の科学」著者)

・森一生弁護士(代官山綜合法律事務所 代表)

・高野秀敏⽒(著名ヘッドハンター)

・森本千賀子氏(株式会社morich 代表取締役社長)

・宮崎淳平氏(M&Aアドバイザー)

・鈴木吾朗氏(多数のスタートアップ企業におけるCFO経験者)

・大冨智弘氏(エンジェル投資家) ほか

本ファンドの特徴は、上記のような日本のスタートアップ企業支援界隈の中枢で活躍するアドバイザー陣が投資先育成に関与する点だ。また、独自のピッチイベント・交流会・スポンサー企業や顧問、投資家とのマッチングなどを通じて、日本最強クラスのエンジェルネットワークを構築し、スタートアップエコシステムを拡大させていくという。

<ファンドの組成目的>

(1)日本のスタートアップの層を厚くします

(2)シードのリスクマネーを増やします

(3)失敗学の承継をおこない失敗許容文化を作ります

(4)大企業の社内ベンチャーや資本提携先、業務提携先を増やします

<投資基準>

基礎知識の習得(ファイナンス 、インセンティブ、知財)と実現可能なビジネスモデルで下記の条件を満たした企業を投資対象とする。

・投資に値する信⽤できる経営者及び経営チームなのか?

・辛く苦しい時に逃げないでやり切れるか?

・ステークホルダーが共感できる想いや夢が明確か?

・そのサービスやプロダクトはなくてはならないものか?

・綿密に市場分析し、企業価値を上げられる成長戦略をロジカルに描けているか?

・業界初、日本初、世界初、日本制覇、世界制覇できる革新的なビジネスモデルか?

・ユーザーの深刻な本当の課題(不満不安)を十分な学習により明確化されているか?

・その課題解決策と根拠は何か?

・その科学的な仮説検証手法は適正か?

<ファンドの特徴>

“起業家が起業家を育てる”を信念としてファンドを設立。

(1)現役上場企業経営者がファンドに個人出資者として参加することで良質なエンジェルネットワークを形成

(2)上場を成功させた企業の経営者が、投資先スタートアップ企業のメンターとなるため、スタートアップ企業は理想的な経営指導を仰ぐことが可能

(3)日本スタートアップ支援協会の会員であるスタートアップ企業約100社の中から有望な投資先を選択できるので投資効率の最大化が期待できる

(4)起業家の資本政策失敗を最⼩限に抑えるべく、市場相場にあったフェアバリューにて投資先との公平な関係を構築する

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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