【キャスター×アドレス】 協業により、リモートワーカーの就業環境と居住場所づくりを支援
「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、700名以上のメンバーがリモートワークする株式会社キャスターと、月額制で全国の家に自由に住める多拠点ライフプラットフォームを展開する株式会社アドレスは、協業を開始すると発表した。これにより、リモートワーカーの就業環境と居住場所づくりを支援する取り組みをスタートする。
協業の背景
キャスターが2019年8月に社内で実施したアンケートによると、回答者260名のうち72%のメンバーが「ワーケーションに興味がある/今は無理だがいつかしたい」と回答、48%のメンバーが「移住に興味がある/今は無理だがいつかしたい」と回答したという。
この結果から、キャスターに登録するリモートワーカーには、リモートワークできる環境を活かして「新しいワークスタイルを取り入れたい」、「住む場所を自由に選びたい」というニーズがあることが分かる。これらのニーズを持つメンバーに対し、同社は働く場所としても居住場所としても利用できる、多拠点コリビングサービス「ADDress」の利用機会を提供することにした。
キャスターが目指す社会は、リモートワークが普及し、限られた人だけではなく、誰もが自由な働き方を選択できる社会だ。現在、多くの企業がリモートワークの導入を進めているが、人々の暮らしや住む場所は、いまだ働く場所に影響を受けている状況だ。この現状を打破するため、今以上にリモートワークを広げ、「自分や家族がどう暮らしたいのか」を見つめ直す人を増やす考えだという。
協業の内容
今回の協業で、新たに始める取り組みは以下だ。
(1)キャスターのメンバーにADDressの会員権を特別価格で提供
(2)全国各地にできるADDressの新しい家の家守(※1)になるキャスターメンバーを募集
・家守はADDressの家に住み込むことも、通うことも可能
・家のメンテナンスや、ADDress会員の地域への受け入れ業務などによって、副業収入も得られる
※1: 家守(やもり)とは、各地のADDressの家で会員の地域生活をサポートするコミュニティマネージャーのこと。各物件には個性溢れる地域住人が管理者として担当につき、地域との交流の機会やユニークなローカル体験、その地に暮らしているからこそ分かる情報を提供する。
これらの取り組みにより、長期的には「#全国創生」をスローガンに掲げるADDressと共に、労働革命および居住革命を起こす。同時に、地方の関係人口増加や地域活性化へとつなげ、次世代の地方創生を推進することを目指すという。
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(eiicon編集部)