オリックス・レンテック×オフィスエフエイ・コム | 物流施設の自動化支援で業務提携
オリックス・レンテック株式会社と、物流ロボットSIerの株式会社オフィスエフエイ・コムは、物流倉庫内の搬送業務の自動化支援を強化するため、業務提携したことを発表した。
オフィスエフエイ・コムは、生産設備における自動化システムの設計、製造、販売をはじめ、物流におけるWMS(倉庫管理システム) (※1)の自社開発から基幹システムとの連携を手掛けるなど、国内外2,000カ所以上の工場の自動化を実現している。
(※1):Warehouse Management System の略称。「倉庫管理システム」と訳され、主に倉庫内に入荷してから出荷するまでの一連の作業を一元的に管理するソフトウエア。
同協業により、オリックス・レンテックは、物流ロボットなどのレンタルに留まらず、物流倉庫における搬送業務の全工程の調査・分析や、最適な搬送システム構築までを一括して提供することが可能になるという。 近年、物流業界はEC市場の拡大により増えた商品の取扱量・種類を、迅速に利用者に配送することが求められる一方で、労働者不足や物流コストの上昇という課題に対して、施設内における生産性向上の必要性が高まっている。そのため、今後ますます搬送業務の省力化や商品種類、物量の変動に対して柔軟に対応できる物流システムの構築が求められている。
オリックス・レンテックは、今後もロボットの利活用を促進し、さまざまな産業分野の自動化を実現することで、国内の人材不足の解消や生産性向上などの課題解決に貢献していくという。
<株式会社オフィスエフエイ・コムについて>
1999年10月に設立し、電気・機械・制御からソフトウエアまで現場の自動化に必要なあらゆる工程に精通する独立系のロボットSIer。専属のエンジニアを100名以上有し、産業用ロボットから協働型ロボットなど全てのメーカーに対応できる高い技術力を軸に幅広い分野に対して省力化ソリューションを提供している。
「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」や、スマートファクトリーをワンストップで提供する企業コンソーシアム「Team Cross FA」の幹事を務めるなど、FA・ロボットインテグレーション業界のリーディングカンパニー。
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(eiicon編集部)