阪急阪神グループ・ミマモルメ×スマートエデュケーション | 幼児向けプログラミング教室と保育の効率化にむけ提携
阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメは、2019年12月26日(木)、株式会社スマートエデュケーションと資本業務提携したことを発表した。
資本業務提携の背景
スマートエデュケーションは、iPadやAndroid等のタブレット端末を活用した一般消費者向け知育アプリの開発・販売に加え、アクティブラーニングを用いた保育施設向けのIT教育プログラムの企画・開発・販売を手掛けている。
一方、ミマモルメは、「教育事業」として、年長から中学生を対象としたロボットプログラミング教室「プログラボ」の運営に携わっており、保育施設向けに開発したカリキュラムを用いた園内での授業も展開している。
また、「あんしん事業」では、児童の登下校の安心を届ける「登下校 ミマモルメ」や、認定こども園・幼稚園・保育園を対象に、登園・降園時刻や延長保育時間の管理などができるシステムを通じ、子供を“見守る”サービス「登降園ミマモルメ」などを展開している。
今回の資本業務提携を契機として、保育施設向けのIT教育プログラムを手掛ける「スマートエデュケーション」と、教育事業及びあんしん事業を手掛ける「ミマモルメ」が連携し、幼児向けプログラミング教育の拡充や、保育施設において情報通信技術を用いた保育業務の効率化を目指していくという。
スマートエデュケーションの事業内容
スマートエデュケーションは、2011年に設立された会社で、主に以下の事業を展開している。
(1) 一般向けアプリ 『こどもモード』
Apple、Googleの両ストア、NTTドコモdキッズ、auスマートパスで知育アプリを展開しており、Googleからはベストアプリ賞を複数年受賞するなど、高い評価を得ている。また、人気のキャラクターとの協業を多数行っている。
(2) 保育施設向けアプリ 『こどもモードKitS(キッツ)』
タブレット端末を活用した多数のカリキュラムを開発し、現在、約450の幼稚園・保育園等に導入済。また、海外にも展開しており、中国・タイ・ベトナム・インドネシアに導入している。
(3) イベントの開催 『21世紀幼児教育カンファレンス』
幼稚園・保育園での幼児を対象としたIT活用の教育について、情報共有する会議を東京大学で毎年開催している。
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(eiicon編集部)