自動貯金アプリfinbeeのネストエッグ、2.5億円の資金調達を実施
自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」を運営する株式会社ネストエッグは、このたび、新規投資家として伊藤忠商事株式会社、日本ユニシス株式会社、並びに既存投資家としてSBIインベストメント株式会社が運営する「FinTechファンド」を引受先とする第三者割当増資により、合計2.5億円の資金調達を実施したことを発表した。
背景と目的
2016年12月のサービスローンチ以降、累計12行の金融機関とのAPI連携(参照系・更新系)により多くのユーザー″ゴールベース預金(目的預金)“が利用されている。徹底的にユーザー目線に立ち、生活に密着した貯金ルールの提供による「生活の貯金化」を目指して立ち上げたfinbeeを通じて、個々のユーザーの貯金目的にこめられた”欲しいもの、やりたいこと”といった思い・願いを”かなえる“ため、金融・非金融両面から様々な機能開発やサポートをしていくことを計画しているという。
今回の資金調達においては、金融領域での広範なネットワーク、データ活用を含めたマーケティング領域での知見・ノウハウ、及び金融機関向けの強固な営業基盤などを有した伊藤忠商事・日本ユニシスが新たに株主として加わることで加速化するのと共に、既存株主であるSBIインベストメントからの追加支援を受けることで、人材採用を含めた更なる経営基盤の強化を図ることを目的としている。
finbee(フィンビー)サービス概要
2016年12月、「貯金をもっと楽しく、カンタンに」をコンセプトに、利用者のライフスタイルに合わせた貯金をサポートするアプリとしてサービスを開始。ユーザー自身の銀行口座と連携し、貯金目的や金額、ルールを設定することで簡単に自動貯金を利用できる。日々歩いた歩数に応じて貯まる「歩数貯金」、特定のスポットにアクセスすると自動で貯金できる「チェックイン貯金」といった生活シーンに密着した貯金ルールや、家族、友人と共同で貯金ができる「シェア貯金」機能など、ユニークな機能でこれまでにない新しい貯金体験を提供している。
finbee(フィンビー)直近のデータ
2019年7月に累計貯金総額50億円(おためしユーザー含め約200億円)を突破。ユーザーは主にミレニアル世代、特に20代の女性が支持している。また2019年10月に、ゲーム感覚で貯金を楽しめる新機能「クエスト貯金」をローンチするなど、より便利で楽しい機能の提供を通じて、利用者の貯金生活のサポートに邁進している。
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(eiicon編集部)