パソナグループのタネノチカラ|兵庫県・淡路島で耕作放棄地を活用した共創プロジェクトを開始、第一弾はJTB・興國高等学校と連携
パソナグループの社内ベンチャー事業で、“農”を通じた持続可能な社会の実現を目指す株式会社タネノチカラ(以下、タネノチカラ)は、『共創循環型ファームビレッジ“Seedbed”プロジェクト』において、外部との連携を2019年9月14日(土)より開始したと発表した。第一弾として、株式会社JTB(以下、JTB)および興國高等学校との共創プロジェクトをスタートする。
タネノチカラ×JTB×興國高等学校 共創プロジェクト
『共創循環型ファームビレッジ“Seedbed”プロジェクト』は、兵庫県・淡路島にある約3haの耕作放棄地を、永続性の高い豊かで健やかなコミュニティに再生することを目指すプロジェクトだ。パーマネント(永続性)とカルチャー(文化)を掛け合わせたパーマカルチャー的な視点で、新たなコミュニティを育んでいる。
今回の取り組みでは、タネノチカラとJTBが継続型探究学習プログラムを共同開発し、興國高等学校の1年生を対象に実施する。淡路島の耕作放棄地を活用し、無農薬・無肥料の自然栽培体験や、持続可能な食体験(土づくり・草刈り・種まき・水やり・収穫・調理・種取り等)、農道作り体験などを行う。これにより、持続可能な“農”を前提とした暮らしや、社会と個人のあり方を学び考える機会を提供していくという。
<連携プロジェクトの概要>
■日程:
第1回目は2019年9月14日(土)・15日(日)の2日間
※上記日程以降も継続的に開催
■対象:
興國高等学校1年生 72名
■場所:
タネノチカラ圃場(兵庫県淡路市野島常盤945-2 付近)
■内容:
・耕作放棄地の再生作業などの体験型講座を通じたチームビルディング
・土づくりから行う“農”から、調理、種取りまでの食体験を通して、「共創・循環」の意義と食の大切さを体感するワークショップ
・淡路島の土を使って持続可能な建物「アースバッグハウス」作り
・無農薬、無肥料で行う自然栽培農の実践
・竹林整備と竹の有効活用
・古材を活用したモノづくり
・各種イベントの企画、実施 など
▲「アースバッグハウス」
取り組みの背景と今後の展望
タネノチカラはこれまで、『共創循環型ファームビレッジ“Seedbed”』の構築に向けて、多様な生物が共生する農園作りを体験する「Co-growingプログラム」や、淡路島の土で作る持続可能な建物「アースバッグハウス作り体験プログラム」など、様々な体験・滞在型プログラムを提供してきた。今後は、様々な「共創パートナー」との連携を通じて、より一層『共創循環型ファームビレッジ“Seedbed”プロジェクト』を推進し、持続可能で豊かな社会の実現に向けて活動していくという。
※関連リンク:プレスリリース
(eiicon編集部)